30代からのセミリタイア戦記!

会社という名の人間牧場から脱柵、現代をサバイブする記録。e-bayセラーさん歓迎です!

キックボクシングの試合

さて、あまり思い出したくないがキックボクシングの試合の話をしようと思う。

12月にキックの試合があったんだけど仕事そっちのけでトレーニングを行い

ついに試合当日。

試合会場のジムに行き

ウェルターのリミット体重ギリギリで軽量クリア!

まぁ、初めての試合でアマの大会なんで多少軽量オーバーした人もいたが大目にみられていた。

俺の試合は5試合目ぐらい

計量をおこなった後は装備の点検(キックパンツ、ヘッドギア等)を行い

ルールの説明とシャドーボクシングで体を温める。

そして試合が始まった。

試合は3ラウンドでインターバルは各一分

最初はいきなり重量級からの試合でアマとはいえ迫力がすごい。

スピード、テクニックはそんなにすごくないが

ふりまわしたパンチは体重が乗っており1ラウンドの後半。

振り回したパンチがヒットしていきなりKO決着。

す、すげぇ・・・

そんなこんなで自分の番が近づいてくる。

一緒に練習したジムメイトが勝利してこのままいっきに流れにのるぞ!!

そして俺の試合が始まった。

相手は身長178~180はあるだろうか?細身で長身の30代前半くらいの人だった。

この時点で俺はイヤだな・・・と思った。

基本、身長が高い=リーチがながい

ので身長173の自分はパンチのリーチで不利なのだ。

相手の懐にとびこまなければならない。

そしてゴング!!!

基本的にアマの試合ってゴングなったら突っ込む人多いんだけど

俺の試合はなぜか滑り出しから様子見でお互い手をださない。

まずはジャブでも打ってみるか!!

とステップインしてジャブをつくと前蹴りがとんできてもろボディに入ってしまった!

ぐはぁ・・

しかし!負けられん!蹴り等を返してパンチでも攻める。

しかしいかんせんリーチの差で相手のパンチが先に届く。

が、強引に懐に飛び込んでパンチ!

おお!いけるじゃん!と思ったがなんと首相撲にもちこまれてしまう!!

やべぇ・・・俺首相撲下手なんだよ・・・

反対にどうやら相手は首相撲がうまくてしかもそこから長身から繰り出される膝蹴りがさく裂!

これはきつい・・・

そんなこんなで1ラウンド終了。

トレーナーいわく、ポイントはどっちつかずだろとのこと。

そして2ラウンド目。相変わらずパンチ主体の俺は懐に飛び込むが膝蹴りくらってかなり苦しい。

あまりに苦しいので相手が膝を打ってきた瞬間に足をつかんで倒してしまった。

これがまずかったらしく反則でポイントが相手に流れたくさい

2ラウンド目は終了時に相手にとられたとのことをインターバル中に聞いた。

そして最終ラウンド。

「ダウンを取らなければまけるぞ」

といわれ一気に攻め込む。

するとなぜかパンチがよく当たる!なぜだ?

よく相手を観察するとかなり苦しそう。

スタミナが切れかかっているらしい。

つかまれたりするがここが正念場とラッシュをしかける!!

相手は幸運なことにガードを固めてくれた!

ちなみにダウンを奪う方法は2種類あって

よくボクシングなんかで相手をパンチとかで普通にぶったおす方法と

スタンディングダウンといって相手が防御一辺倒になると立ったままでも

ダウンをもらえることがある。

後者は結構この試合でもあったのでそれに望みをかける!

スタミナ切れ限界まで打ちまくるが相手が足を使って逃げまくる。

そして試合終了。

判定へ・・・

相手2ポイント 俺1ポイントで判定負け・・・・

判定を聞いてもうね。

齢24であそこまでへこんだことなかったよ。

仕事で泣いたことないけどこのときはマジで泣きそうだった。

いままでいろんな人から

「がんばれよ」

とか言われたこと思い出して放心状態。

その後のことはよく覚えてない。




マチュアキックデビュー戦は判定負けに終わり

戦績は

1戦0勝1敗 

となったのだった・・・