先日、キックの試合に出た。
なかなか減量が厳しく前日までジムで汗をかいてリミットクリア。
しかし当日になっても体の張りが取れず非常に苦しい。
今回は東京で開催される大会なので結構規模はでかい。
大体アマチュアは相手もよくわからない状態で戦うのだが今までってまぁ普通の人が
多かったが今回ビビったのがリングインした際に相手と対面してかなり体が絞れていて
結構やってる相手＋あのーなんか入墨がすごい入ってるんですけど・・・（普段なら絡まれたら財布だすわ）
しかも格闘技というかスポーツ全般、いや、人生にもいえるかもしれないけど
非常に好戦的でアグレッシブなオラオラ系タイプ。（ホストじゃないよ）
まぁ、こういう人って基本的に何事も有利っていうか向いてるんだよなー
仕事でもこういう感じの人だと交渉とかやりずらいし。
仕事ですぐすいませんって言う俺だと畳みかけられて言いなりになってしまい上司に怒られるコンボ食らうし。
なめられにくいってうらやましいぞ☆
そしてゴング。
いつも思うんだけど序盤って様子見するより突っ込んだほうがアマは時間少ないし有利なんだよなー（心象等）
とか考えてたらさすがオラオラ系。速効で突っ込んできた。
やはりパンチとキックも混ぜてきて結構やるわー、その龍の墨は伊達じゃないっすね☆
こっちはというと緊張面もありクリーンヒットができない。
しかもただのオラオラかと思いきやこちらの攻撃時にはバックステップで距離をとるなど
動きがいいじゃないか！！あークソ。この大会レベルの差がすごいあるんだけど
参加申込書で戦績書く欄の経験年数とか戦績等で強いの当てられたか。
１R終了時に
あっこれポイントで負けてんじゃね？とか思っていたら案の定セコンドから
これは取られたわーとのお言葉。
次で取らないと確実に負ける。
思い起こす減量の日々と負ければ離れていく人望。負けられない。
負けるとめちゃくちゃへこむしね☆（格闘技で負けた方はわかるだろう）
２R開始に速攻で突っ込んでパンチで攻める。
しかしさー本番になると緊張して大振りになるのなんとかなんないのかなー
コンビネーションとか考えても興奮のためかワンツーフックがせいぜいだし。
キックもなかなか本番になるとなんか不安というか怖くてミドルが蹴れない。
だが、必死こいて攻めまくってると相手があきらかに動きが悪くなってきた。
序盤さんざん攻めたから疲れたのだろう。
が、調子にのってさらに前に出た際にカウンター気味でパンチをもろにもらった。
首に衝撃が走る。しかしなんとかこらえて攻撃を返す。
いやー相手ハードパンチャーだったらやばかったわ。そしてヘッドギアは安物だが助かった。
相手の攻撃を耐えて返したミドルが相手に入ったんだけどその際に
格闘技やギャンブルでもそうだけどやっぱポーカーフェイスって大事だね。
感情が相手激しいのは良いんだけど明らかに顔色が変わった。
これはチャンスゾーンはいったでしょー開眼チャレンジ！！
勝負を選択して連打連打連打連打！
しかも下がってくれたので追撃して攻撃するが残り１０秒。
そしてゴング。
このラウンドは取れたと思うが・・・いかんせん最初のラウンドは取られている。
そして旗判定。ジャッジ３人によるのだが西、北、東にいるジャッジが旗を揚げる。俺の色は赤。
アナウンサーの判定！の声がかかり旗が同時に揚がる！
西の旗は・・・・
青！！！ 俺の気分もブルーだわー（ちなみに次も青だったらその時点で負け）
そして
北は・・・
赤！！！！ よし！これでイーブン！次の判定できまる！！
最後の東は・・・・
赤ぁぁあああ！！！ ボーナス確定！！
バジリクターイム！！ブオオオブオオオー
相手に挨拶して終了！！賞状もいただいてよかったよかった。
最後に挨拶の際に怖いと思ったが相手も頭さげてくれて
「あれ、この人実はすごいいい人なんじゃ・・・」とか思ってしまった。
なんか悪そうな人ってギャップもあって得だよなぁ～
学生の時に普段すごい悪い奴がなんかのボランティアやってほめられていたのを思い出した。
まぁ、勝ててよかったよかった。
