最後のスパーリング。
これが終われば後は体重調整に入るため比較的楽な時期になる。
なんとかしてここを乗り越えるしかない。
最悪大きな怪我をしなければそれでよい。
スパーリング相手は階級が上の他のジムの選手だ。
ランカーや元チャンピオンなどかなり手ごわい。
スパーリングではかなり良いローキックを食らう。蹴りが腹に入り呼吸ができなくなる。
しかしなんとか最後の1ラウンドにたどりつく。
ここさえ乗り越えれば・・・
そして終了・・・終わったんだ・・・休憩をとっていると
急遽1ラウンドだけボクシングスパーをやってほしいという。
1ラウンドだけならなんとかなるか。それにボクシングになら自信がある。
これが大きなこれが大きな間違いだった。
怪我をするときはいつも気を抜いた時だった。
相手選手はボクシングテクニックはないが強力なパンチがある選手。
階級が大きく違うこともあり手数とスピードでガンガン押す。
相手はガードを固くしているがガードの隙間から打ち込む。
しかし・・・悪い癖で攻撃時にガードが下がっていたのか攻撃時に強烈な衝撃を感じる。
カウンターを食らったらしいが・・・
やべぇ・・・目が見えない。
即刻スパーリング終了。
脳がゆらゆらするのとピントが合いずらい。目が痛い。腫れはないが・・・
診察に行ってきたがどうやら骨折の可能性あるらしい。(確定ではない。機械がないので大学病院いけとのこと)
しかし視力はOKだし、とりあえずバッティングセンターでバッティングはできる(関係ない)
医者には同じ部位に一撃食らうと非常に危険とのこと。
試合終わったら病院に行きますよ・・・
というと
「私は警告はしたからね!」との暖かいお言葉。
うん、サラリーマン的な模範解答ですね。
自己責任・・日本人は大好きですよ・・・・
とりあえず今日は練習不可なのでおやすみしよう。(動くと気分悪いし・・・足痛いし、目が痛い)
明日どれだけ回復しているか・・・
最悪なケースの部類になったな・・・