1R開始。
ぶっちゃけよく覚えてないんだよねww
確か俺が左ジャブで入って行ったような気がする。
その後、こちらは得意のパンチに持ち込みたいが間合いは絶対に詰めすぎないように注意した。
相手は首相撲が得意とのデータがあったので持ち込まれると糞へたくそなこちらは不利。
ミドルレンジでの攻防を頭に戦う。そこで相手からのミドルが飛んでくる。
スウェイでかわすがそこからすぐさまローを蹴ってきて食らってしまう。
大腿部に当たるが・・・
あれ?あんまり痛くないような・・・
これすごいことなんだけどかなり人間興奮状態にあるためか
レガースのないローキックをもらっても痛くないのか!?
ローをもらってわかったが蹴る際に相手のガードが甘い・・・
その後も相手はミドルレンジからローを打ってくる。
タイミングを図って相手の蹴りこみ際に思いっきり踏み込む。
踏み込んだ足を蹴られたがここは覚悟の上。
思いっきり右のオーバーハンドで相手の顔面めがけて打ちこむ。
これがクリーンヒットし見事ダウン!!
これは決まったか!?
その時のことはすごい鮮明に覚えてるんだけど会場の歓声と悲鳴がすごい。
悲鳴は相手方だろうけどなんか空気が変化したのを感じたね。
こっちも興奮したけどあんな経験は人生で一度もいままでなかった。
アイドルとか歌手の人生って知らないけどあんな経験してるんだろうか?
だとしたらかなりよい人生だよな~
そんなこんなでニュートラルコーナーへ。
さっさと試合を止めてくれ・・・
と思ったら相手立ち上がったじゃねーか・・・
これ6オンスで中身ガチガチにテーピングしたグローブだぞ?
スリップ気味だったのか?
レフェリーからファイトを促されるがここで一気に攻めるか
それとも様子見た方がよいのか?
色々試案したが少し様子見でジャブ等を打っていたらゴング。
1R終了だが最高の立ち上がりだろ。
・・・まぁここで死ぬほど後悔することになるとはこの時思ってもいなかったが。