30代からのセミリタイア戦記!

会社という名の人間牧場から脱柵、現代をサバイブする記録。e-bayセラーさん歓迎です!

ウーバー配達で怖かった話②

ある日、珍しく遠出して深夜まで配達を行い

これが最後の配達にしようとした案件が完了し引き上げる準備をしたときのこと

 

不運なことに配達アプリをオフラインにしようとスマホ操作したときに

丁度注文が入ったらしく誤って受注してしまった。

 

まぁ、単価も悪くなかったし距離も近いのでこれが最後の1件にしようと

ピックアップを完了し目的地に向かうとどうやら初めて行く集合住宅。

 

名前を見る限り女性らしい。(まぁ、ケンシロウとか偽名を使う人も多いが)

 

そこは県営か市営でやっている住宅でなんというかとてもボロいし

これ「仄暗い水の底からの」のロケ地なんじゃない?という集合住宅。

 

いつ停止してもおかしくない各階に停止しないエレベータを降りて

ようやく目的の部屋に到着するが呼び鈴を押しても開けてくれない。

 

 

寝てるのだろうか?

 

するとスマホアプリにメッセージが届く。

 

「鍵はかかってないのでドアを開けて、中に入ってきてくれませんか?」

 

・・・・

・・・・・

・・・・・・

 

これはおかしい。

 

これ、もしかしてやばいやつ?

 

普通中に入ってこいなんてことは今まで配達していて言われたことないし

むしろ配達員と接触したくない人のほうが多いだろう。

 

しかも深夜で相手は女性。(おそらく、この場合男性のケースもある)

 

どうするべきか・・・

いや、悩んでいてもしょうがない。

 

不測の事態に備えて逃げ出す準備をしてゆっくりとドアを開ける。

 

すると中には車いすに乗った女性が・・・

 

手足がない。

 

どうやら事故に遭って体が不自由になってしまったらしい。

 

商品を渡すときにかなり動揺してしまった。

 

警戒してなんだかとても申し訳ない。

 

高齢のようだったし助けてくれる家族はいないのだろうか?

 

いろいろと考えさせられる出来事だった。