前回、愛想の悪いムエタイジムの選手兼インストラクターに舐められつつも
いよいよ本場バンコクのムエタイ上級(アドバンス)コースのトレーニングスタート!
最初はストレッチ!意外と体固いな…(; ・`д・´)いっちにさんしと・・・
ところで着替えなくていいのか?普段着でストレッチしてるぞ。
その後アドバンスコースはタイ人がトレーニングで使用するビニール製の
クソ重い縄跳びを渡され「5分間飛べ」と言われました。
(格闘技経験者ならわかりますね!足より腕に来るやつです!)
初級の人たちは室内ジムをなぜかジョギングするという意味不明なトレーニングw
それ意味あるのかな・・・さすが観光客用・・・(;^ω^)
5分間を息切れせず綺麗に飛び終わる。( -`ω-)✧ドヤッ
インストラクターは
ホーン😯みたいな顔。
いや待てや。
着替えは?
キックパンツとスポーツ用のTシャツへ着替えをさせてくれ。
なんで普通の服で俺はトレーニングしてんの?(#^^#)
勝手に更衣室を探そうとすると呼び戻され、今度は筋トレが始まる。(え?なんで?)
いや、それに着替えを置いといても普通筋肉トレーニングは日本のジムだったら
シャドーやサンドバッグとミットが終わった後にやるもんだぞ。
内容はプランクやマウンテンクライマーなど。ダンベルも持って行う種目もあった。
これが意外ときつくて結構体力を削られる。
普段着で汗もかいて気持ち悪いんですけど…
さらに現金たくさんの財布とパスポートも装着してるので単純に体が重い・・・
筋肉トレーニングが終わると更衣室で着替えろと言われる。
やっとかよ・・ヤレヤレ・・・(;゚Д゚)
さーて着替えたらロッカーに鍵を・・・
あの・・・このジム、ロッカーに鍵が付いてないんすけど…
「せかたびバンコク」には鍵あるって書いてありましたよね。
JTBパブリッシングさん?
大切なものを自分で守れというメッセージか?
(そのメッセージはバンコク初日にもうすでに受け取っているぞ)
止むを得ない。
トレーニングウェアに着替えてさらにポーチを腰につける。
中にパスポートとクレジットカードを1枚入れる。重い財布は鍵なしのロッカーへ
(最悪盗まれてもこの2つがあればなんとかできるよね?)
そして戻るとサンドバッグを打ってみろと言われる。
普段着で動かされ舐めた対応をとられたこともあり怒りのエネルギーでサンドバッグに
手持ちのコンビネーションを全力で叩いていると後ろで談笑していたインストラクター達が静かになり、話し声が聞こえてくる。
「オウ…ジャパニーズキックボクサー?ジャパニーズボクサー!?
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )」
すると後ろからサンドバッグ殴ってる最中なのに肩を叩かれ振り返ると
どうやらアドバンスを担当する予定のインストラクターのようで
「アーユージャパニーズファイター?」と聞かれる
オウ!イエス!(元だけどな・・・(;´∀`))と言うとトレーナーのテンションが上がり
いろいろ矢継早に聞かれた
しかし悲しいかな、タイ語なのでよくわからん。
そして私は英語もよくわからない!ドヤァ!
そこでトレーニングは一時中断して更衣室からスマホをもってきて翻訳&
これまで出場したことのある興行の配信が残っているものを見せると
そっから対応が非常に良くなりました!まるでチップを渡したタイマッサージ店!
愛想が悪かったトレーナもワオ( ゚Д゚)みたいな感じ。
(彼はもともとこんな感じなのかテンション低めだったな。ほほ笑みの国とは?)
ふっふっふ、最初からそうしてくれよーキミタチ!
まあ、本場のプロ選手は命張ってトレーニング&試合するのにお気楽な観光客相手に
指導すんのは仕事とはいえまあ面倒くさいっちゃ面倒くさいだろうけどね…
バンコクに来てからタイ人の勤務態度を見ていてよくわかる。
お店のレジでスマホ見てたり、お客さんこないと店で寝そべってたりするもんな~
そいう勤務態度はよくありませんよ!
元日本の社畜としてはちょっと寝るのはさすがに考えられない・・・
でも日本は今は逆に寛容性があんまないよな・・・
カスハラとかパワハラとかあるし果たしてどちらが良いんだろうか?(;^ω^)
Google レビューの口コミ星1はおそらくこれが原因だろう。
観光客用トレーニングだからって適当にやってるんじゃないの?
お金を頂くんだからいけませんよ!(#^.^#)
その後ミットトレーニングを行い最後はお互いの身の上話や階級、格闘経験などを話して終了いやー!楽しかったっす!
ミットは6ラウンドぐらいやったかな?
対応してくれた子は、現在26歳の現役ファイターでムエタイの他にも学生時代に空手や剣道など競技経験があり大会で入賞したこともあるようだ。その後プロの道へ。
日本でも空手出身のキックの選手は多いもんね。
12月に試合があるそうなので、頑張ってください!('◇')ゞ
「君はラジャのチャンピオンを目指せ」と片言の英語で言うと
そんなん無理だよ!ヾノ・∀・`)ムリムリみたいな顔をしてなにか言っていた。
そんな気構えでこれからプロとしてやってけんのか?!ドンっ!(机を叩く音)
ところでミットトレーニング中におそらくこのジムで一番強いであろうと推測される肩に刺青を入った選手がジッと見つめていて怖い。(゚Д゚;)(観光客の相手はどうした?)
かなり好戦的そうなのでおそらく相当強いだろう・・・部屋頭ってヤツですね。
最後に無愛想だったインストラクター兼選手の子に記念写真を撮ってもらい終了。
無愛想で無口な彼は66キロクラスで12月にラジャダムナンで試合するファイターということでラジャに出るってことは彼も強いんだろう。入墨ファイターもそうらしい。
そら~試合近いのに観光客相手してる場合ではないわな・・・追い込み練習しなきゃ。
でもお金を稼がないと生活はできませんよ!
日本もタイもプロ格闘家なんて中堅以下は競技だけじゃ食えません!(-_-)/~~~ピシ!ピシ!
(いや、トップ層もファイトマネーだけでは難しいか?)
大体みんなYouTubeとかで小銭稼いでるもんなぁ。
プロ格闘家はケガしやすいしお金少ないのだから引退後のセカンドキャリアもしっかりと見据えないといけませんよ!
まぁ、それは置いておいてトレーニングを担当してくれたズィー君
試合勝てるように頑張ってください!
まだラジャのファイターじゃないみたいなので頑張って成り上がってくれ!
(日本でいうと新宿FACEくらいか?)
チャンピオンになったら写真自慢します!ルンピニーチャンピオンでもOK!
ズィーはわしが育てた・・・
まあ、めちゃくちゃ厳しい世界なのは重々承知してるけど…
マジで後遺症が残るようなケガには気をつけてね…(´・ω・`)